認知的不協和の解消でクラス円満

いつもオフィスコンパスのブログを読んでいただいてありがとうございます♪

 

今日は、この時期に大切な「認知的不協和」についてお話ししましょう!

 

4月も中旬が過ぎてしまいましたね!
新しい場所・新しい人・新しい環境で、新しいドラマが始まっていることと思います。

 

人は、新しい場所に身を置いたり、新しい物事を始めるとき「認知的不協和」の状態になりがちです。

特に、新しい学校に入学した子どもたちは、日々認知的不協和との戦いになっているんです。

 

認知的不協和の状態

認知的不協和ってなに?

ウィキペディアで調べてみると・・・

人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態。
またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。
人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

とあります。

 

なにやら、訳わからんですね^^;;

 

簡単な例えにしてみましょう!

 

あなたは、健康のためにダイエットを始めました。
それなのに、冷蔵庫を開けると大好きな高カロリーのデザートが入っていたとします。

「大好きなデザートが目の前にある…すごく食べたい!!」という気持ちと
「ダイエットを始めたんだから食べてはいけない!!」という気持ちが衝突。
この真逆の気持ちが不協和です。

 

この不協和の状態を解消するために、あなたは決断を下すことになります。

 

「ダイエット中だからデザートは絶対に食べない、見なかったことにする!」
「デザートは食べて、晩御飯を抜きにする!」
「ダイエットは明日から始めることにしよう!」

他にも、幾つかの決断が考えられると思いますが、あなたならどのような決断を下しますか?

 

人は自分の都合の良い方向に考え方を変更する

認知的不協和の状態になったとき、人は自分の都合の良い方向に考え方や行動を変更します。

上記のダイエット例で言うと・・・
「晩御飯を抜けば、デザートを食べてもプラスマイナスゼロ」や、
「ダイエットを明日から始めても大して変わらない」という考え方です。

 

自分を正当化する変更

自分にとって、何か不都合なことが起こったとき、自分を正当化しようと考え方を変えた経験はありませんか?

 

最新のiPhoneが欲しいと考えていても、
高すぎて買うことができないという事実
「どうせ1年経ったら新しいiPhoneが出るから、またその時に考えるさ」という正当化

 

大好きな彼女がいて、ずっと付き合いたいと考えていても、
彼女から別れを告げられたという事実
「彼女と別れたら、趣味の時間や、友人と遊べる時間が増えて楽しく過ごせるさ」という正当化

 

嫌いな上司から仕事を頼まれて断りたいと考えていても、
命令に背くことができないという事実
「どうせ暇だったから、まぁ気にしなくてもいいか」という正当化

 

◯◯の資格試験に絶対に合格したいと考えていても、
試験の結果で不合格だったという事実
「不合格は自分だけじゃない。合格率10%なんだから仕方ない」という正当化

 

「自分の考え」に対し、納得のいかない「事実」に直面したとき、認知的不協和というストレスが発生!

すると…

自分の中に存在する矛盾(ストレス)を解決するため、自分にとって都合の良いように答えを探します。

そして全てを正当化しようとするのです。

 

子どもたちに認知的不協和が起こる春

◯◯の勉強がしたくて大学に進学したのに、◯◯に関係ない授業が沢山あった。

学生生活を楽しもうと考えていたのに、気の合う仲間が見つからない。

高校生になったらもっと楽しめると考えていたのに、実際は辛いことの方が多かった。

オープンキャンパスでは楽しいイメージばかりだったのに、入学してみたら大変なことばかりだった。

 

このように、人によって様々な認知的不協和と対峙することになります。
その時、その矛盾(ストレス)を解決するために、どのような答えを出すのかが重要になってきます。

 

良い方向に考えることができれば良いのですが・・・
場合によっては希望のない方向へ考えがシフトすることもあります。

 

簡単に言うと…
「興味のない科目だけど、きっと何かの役にたつから勉強しよう」ならOKですが、
「興味のない科目だから、どうでもいいや。成績なんて関係ない」となるとNGです。

 

学校の先生は、認知的不協和の解消を!

担当するクラスの中には、必ず「認知的不協和の状態の学生が存在している」と考えてください。
「20人中20人が全員、先生の科目に期待を抱いているわけではない」ということです。
この考え方を持って授業を始めれば、学生たちの心を置いてきぼりにすることがなくなります。

 

先生にとって、4月はとても重要な月となります。
この認知的不協和の状態を解消しなくてはいけない時期なんです。

 

1時間の授業時間が進まなくても構わないと思います。
じっくり時間をかけて、担当している科目の動機付けに取り組みましょう。

 

・どこが面白いのか?
・どんなことに役立つのか?
・何のために学ぶのか?
・どうすれば伸びるのか? など

 

不協和を解消するための話を、様々な角度から話してあげましょう。

 

学校に対する認知的不協和
クラスに対する認知的不協和
授業に対する認知的不協和

これら認知的不協和を解消してあげることが、先生としての最初の仕事なんですね!

 

育てるをもっと楽しく、ずっと楽しく

オフィスコンパス

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