2017年06月05日 「鏡の法則」を子育て・教育に活かす

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うちの子が言うことを聞いてくれなくて悩んでいます。
生徒の態度が悪くて指導し辛くて困っています。

 

そんなお悩みをよく伺います。

パパさん、ママさん、そして先生たちも苦労していますね…。

 

話しかけても不機嫌そうにしたり、邪魔くさそうにしたり。

どうして、子供たちの態度が悪くなってしまったのでしょうか?

 

 

親として、先生として、本当にストレスがたまってしまいますよね。

「反抗期だから…」と言っても、何とかならないものでしょうか。

 

今日は、是非知っておいて欲しい言葉があるので紹介します。

 

一度は聞いたことがある言葉でしょう。

それは「鏡の法則」です。

 

鏡の法則を子育てや教育に役立てて、穏やかで円滑なコミュニケーションが取れるよう祈っています。

 

1.鏡の法則って何だっけ?

鏡の法則の基本原則は「世の中のすべてのことに繋がりがある」ということです。
要するに、自分にとって何か不都合な問題が起こった時、それを解決するためには「自分自身の考え方・行動・振る舞い」に注目することから始めましょう、ということです。

「良い行いをしていれば、良いことが自分に起こる」ということでもあります。

子育てで言うならば「子どもが言うことを聞いてくれない」という事実に直面したとき、「子どもに問題がある」と考えるのではなく「自分に問題がある」と捉えるのです。

鏡の法則

2.相手の態度は、自分の姿を映し出している

自分にとってストレスになる態度をとるのは、子どもだけとは限りません。上司・同僚・部下、夫・妻、彼・彼女、親戚、ご近所さんなど、身のまわりに「気になる人」は何人かいることでしょう。

「どうして、あの人は私に冷たい態度をとるのだろう…」
「なぜ、上司は自分にだけやたら厳しいことを言うのだろう…」
「あの人のあの冷たい態度、腹が立って仕方ない」

相手のことに腹を立てて、こんな風に思うことってありますよね。

2−1.コトの発端

誰かの行動や態度に感情が乱され、振り回されてしまう。

こんなありがちな状況は、どこへ行っても起こり得る。
実は、自分自身が変わらない限り、誰かに腹を立ててしまうことになるのです。

もし、誰かが自分に対して冷たい態度をとっていたり、話しかけても嫌な表情を返してくるのであれば、それは「自分の姿を映し出している」と考えてみてください。何の理由もなく、あなただけに冷たい態度を取ることはありません。コトの発端は、自分自身にあるのかも知れないのです。そう考えるのが鏡の法則です。

●社会人同士でよくある「発端」
・知らないうちに相手の気にしていることを言ってしまっていた。
・自分の失敗が原因で、実はその人に迷惑をかけていたが、ちゃんと謝っていない。
・相手が話しかけてきた時、知らないうちに無視したカタチになっていた。
・自分が悪いのに謝っていないことがある。
・上司に対してモジモジ喋って、自分の考えをはっきりと伝えていない。

●親子間でよくある「発端」
・子どもが話しかけてきても、子どもの目を見ずに耳だけ傾けていた。
・「ねぇ、聞いてくれる?」と言ってきても「後でね」と聞いてあげていなかった。
・子どもが頑張ったことがあったのに、一言も褒めてあげていなかった。
・子どもに対して、しかめっ面で話すことが多い。
・「◯◯しなさい!」と、よく命令口調で話す。

このような自分自身の行動や態度が発端となってしまうことが多いようです。

2−2.塵も積もれば…

塵も積もれば山となります。
日々の小さなマイナスが、子どもたちの心に蓄積されていき、いつの日か「言うことを聞いてくれない」という状況になることがほとんどです。

子どもが冷たい態度をとったり、言うことを全く聞いてくれなかったりすれば、パパ・ママは嫌な思いをするでしょう。しかし、子どもたちだって、それ以上に嫌な思いをしているのです。本当は冷たい態度なんて取りたくないんです。「親の言うことを聞きたくない!」なんて思っていません。自分ではどうしようもなく、マイナスな心をぶつける所がないので、態度に出てしまうんです。

会社でも同様です。
上司が自分に対して冷たい態度を取っているのであれば、そうなってしまった過程があるはずです。ひょっとすると、自分自身が上司に対して明るく接していないのかも知れませんし、挨拶もちゃんと出来ていないのかも知れません。

少なくとも一つ言えるのは、「自分の行動や態度が、そのまま自分に戻ってくる」ということです。

3.修復方法

「なんでちゃんと返事せんのんよー!」
「なんで言うことが聞けんのよー!」
「なんなんよー!その態度は!ちゃんとしなさい!ちゃんと!」

この言い方は、火に油を注ぐようなものです。

「過去と他人は変えられない」と言います。
子どもを変えようとするのはいけません。そんな強引なことをすると、関係性は余計に悪化してしまします。噛み付いてきた子どもに、噛み付くように応じるのは、事態を悪くするだけです。

鏡の法則は「相手の態度は、自分を映し出したもの」と言いましたよね。自分自身の行動・態度・表情を変えれば、鏡に映った自分のように、子どもも変わってくるのです。

もし、自分自身の良くない部分に思い当たる節があれば、素直に子どもに伝えましょう。
あくまでも平常心で、穏やかな口調で、真剣な表情で。
笑ってごまかすような話し方をせず、相手(子ども)と正面で向き合って話してみてください。

きっと、その日から良い方向へと変わっていくことでしょう。

4.まとめ

「鏡の法則」とは、相手の態度は、自分の姿を映し出しているもの。

相手に原因があると考えるのではなく、
自分自身の行動や態度が原因となっていると考える。

「過去と他人は変えられない」ので、子どもを変えようとするのではなく、
まずは自分を変えることから始める。

育てるをもっと楽しく、ずっと楽しく。

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