2018年01月10日 価値観に気付かせてあげる大切さ

価値観を知れば選択が変わる

こんにちは!教育&子育てナビゲーター天野です。

 

年も明けて、受験シーズン真っ只中。

受験生諸君!頑張ってくださいね!

 

また、今年3月に卒業する学生さんで、

今でも就職活動を頑張っている人たちも多いことでしょう。

最後まで諦めず、自分の目指す道を突き進んでください!

 

今日は、志望校・志望学科・就職先を選択するときに大切になるお話をします。

すでに4月からの行き先が決定している人にとっても大切な内容。

 

保護者の方にも是非知っておいてほしい内容です。

勿論、教育に携わっている方にも、再確認のために読んでいただきたい内容。

 

子どもの意思を無視した指導

 

進学先・就職先を決定するとき、大人は子どもたちに言います。

「自分に合ったところを選びなさい」と。

 

教師の中には

 

「早く決めなさい」「どうするつもりなんだ?」「どこに行くんだ?」

と、さっさと行き先を決めさせたいという自己都合・学校都合で、

決定のための大切なアドバイスもせず、ただただ決定を急かすだけだったり、

 

「君の成績だと、◯◯学校なら合格できるから、そこにすれば良い。」

と、本人の適性や将来の夢も考慮せず、偏差値だけで決定させようとしたりする。

 

そんな「好ましくない指導をする教師」が大勢存在しています。

 

もっと酷いのは

「君は◯◯が好きだろ?だったら◯◯に就職すればいいじゃないか。」

と、諭すように意思決定を誘導する教師。

子どもからすれば「先生が言うんだから、それで良いのだろう。」となりますよね。

 

こういった指導は、とんでもない大間違いです。

 

もし、大切なお子様が、進学先や就職先を学校で考えて決めて帰ってきたのであれば、

「決定までの過程」を本人に尋ねてみてください。

『そんな感じで決めていいの!?』という場合が多々あります。

 

それで上手くいくこともあるかもしれませんが、

数ヶ月後・1年後、その子の心の中に破綻が起こる可能性の方がはるかに高いでしょう。

 

「こんなつもりじゃなかった」

「思っていたのと違う」

「聞いていた話と違う」

「自分の良い部分がまるで出せない」

 

選択は自分の中にある

 

将来を左右する進学先・就職先は、

他人(親や先生)が決めることではありません。

 

勿論、子どもにとって大切なアドバイスは必要。

大人としての経験を語ってあげることも大切です。

しかし、選択の決定はあくまでも本人です。

 

正しい選択をするために必要なのが「価値観の理解」です。

 

価値観とは何か?

 

進学先・就職先の決定は、自分の価値観を知らずして決めることはできません。

自分の価値観に気付きさえすれば、選択に迷いがなくなります。

少なくとも、間違った選択をせずにすみます。

 

人は、同じ出来事を体験しても、

人によって「感じ方・考え方」が大きく違います。

私たちは、これを「価値観」と呼んでいます。

 

例えば、あなたが吹奏楽部員だったとしましょう。

 

雨の日も…雪の日も…太陽が照りつける暑い日も…

早朝・昼休憩・放課後、毎日が部活中心の生活。

夏休み・冬休みも部活で、時には合宿で数日間が部活漬け。

顧問の指導は厳しく、怒鳴られることもしばしば。

成績を落とすわけにもいかず、勉強もしっかりこなしてきた。

そんな、怒涛の部活生活を送ってきた高校生です。

 

そして高校生活最後の吹奏楽コンクール。

全員の息が揃って、見事に最優秀賞を獲得しました!!

 

さて、あなたはこの時、どんな感情を最も強く抱くでしょうか?

ただ「嬉しい気持ち」ではいけません。

もっと深く考えないと、価値観は見出せません。

 

例えば

Aさん「みんなで頑張ってきたことが実を結んで嬉しい」

Bさん「自分自身、今までで一番のパフォーマンスが発揮できたことが嬉しい」

Cさん「顧問が感動してくれたことが嬉しい」

Dさん「親や親戚が泣いて喜んでくれたことが嬉しい」

Eさん「周りの人からすごく良かったよ!と言われたことが嬉しい」

 

「吹奏楽部で最優秀賞を獲得した」という出来事は、全員同じです。

しかし、人によって感じ方は違います。

これが価値観。

 

Aさんの場合「チームワーク」が重要になります。

複数名で一つのことを作り上げていく仕事に喜びを感じるでしょう。

それとは逆に、一人で活動するような仕事には喜びが見出せません。

 

Bさんの場合「自己の追求と能力発揮」が重要です。

チームワークよりも、自分の力が結果に大きな影響を与える仕事に喜びを感じます。

専門家タイプかもしれません。研究職も良いかもしれませんね。

「全員の心を一つにして頑張ろう!」や「全員の力で成功させよう!」

といった言葉には、心が動かないタイプです。

 

Eさんはどうでしょう?

Eさんの場合「認められる」ことが重要になります。

一人ひとりの能力をしっかり評価される職場でないと、喜びを感じられません。

 

このように、自分自身の価値観に気付くことができれば

「どの方向に進めば良いのか?」

「どのような環境に身を置けば自分の力が発揮できるのか?」

が見えてきます。

 

あなた自身の価値観はどうですか?

考えたことがありますか?

 

価値観に気付かせる

 

自分の価値観について客観的に考えたことのある子どもはほとんどいません。

子どもの価値観をちゃんと理解できている親も多くありません。

 

だから、進路決定・就職先決定の段階で、親子喧嘩になってしまうのです。

 

子ども自身、価値観が分からないので選択ができません。

「何がしたいんだろう?」

「どこに行けばいいんだろう?」

「何に向いているんだろう?」

 

親も、子どもの価値観が分からない(理解できないのが当たり前)ので、

アドバイスしたくても、何て言ってあげれば良いのか分からず

「どこに行きたいの?」

「何がしたいの?」

「何が好きなの?」

「何に向いてると思うの?」

と、責めるような言葉になり、子どもを余計に悩ませることに…。

 

その結果、

自分に合わない進学先を選んでしまって退学したり、

やり甲斐を見出せない会社に就職して早期離職したり、

ますます自信を失う結果になってしまうのです。

 

退学しようと決めて進学する人なんていません。

退職しようと決めて就職する人もいません。

 

すべては「価値観とズレた選択」をしてしまった結果です。

価値観に気付かないままの選択は「一か八かの勝負」になってしまうんです。

 

では、そうならないためにどうすれば良いか?

 

価値観に気付かせてあげることです。

そんなアドバイスや指導が必要なのです。

 

高校受験・大学受験・進路決定・就職先斡旋の場面で、

学校の先生たちが、そのような指導・アドバイスをしているでしょうか?

 

「ほとんどいません。」

 

これが19年間、教育現場に身を置いてきた私の感じるところです。

 

だからこそ、お父さん・お母さんの力にかかっているんです。

 

「価値観に気付かせる」すなわち「自己分析をさせる」ことは、

とても有意義なことです。

 

・なぜ嬉しく思うのか

・なぜやる気が出ないのか

・なぜやる気が出たのか

・なぜ敬遠してしまうのか

・なぜ悲しいのか

・なぜあの人と気が合うのか etc…

 

「心の変化の理由が分かる」ということは、

「生き方をコントロールできるようになる」とも言えます。

 

やる気が出ないとき、その理由を知っていれば、

やる気が出るよう、意図的にコントロールできますよね!

 

次回は、「価値観の見出し方(自己分析の方法)」について

詳しくお話できればと思います。

 

 

 

保育園・幼稚園・小学校・PTA…

是非、聴いていただきたい「子育てで大切なこと」を話します。

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