子育て真っ只中のパパさん・ママさん、こんにちは!
教育&子育てナビゲーター天野です。
前回の投稿「お手伝い5つのメリット」では、
子どもたちがお手伝いすると
「成長にとても良いことがありますよ♪」ってお話でした。
今回は、年齢別のお手伝い内容についてお話ししましょう♪
お手伝いの内容は年齢で考えたらいい?
お手伝いを嫌いになる原因の一つが
「難しくて上手にできないから嫌いになる」です。
子どもには年齢によってピッタリなお手伝いがありますが、
そこを考えずにお願いすると、
子どもにとって思いの外難しく、上手にできないことがあります。
ミッション失敗・・・涙
大人からすると「え?そんなことで?」と思うかもしれませんが、
子どもにとっては一大事!
自信を失い、お手伝い自体を嫌うようになってしまう。
そんなことにならないよう、
簡単なことから始めて、徐々にレベルアップさせてあげましょう。
1歳のお手伝い
1歳でもできるお手伝いがあります。
本当にちょっとしたことなので、わざわざ「子どもにお願いしよう」とは
思わないかもしれませんね。
◯ゴミをゴミ箱へ捨ててもらう
◯ティッシュやリモコンを取ってもらう
◯おもちゃを自分で箱に入れさせる(入れるだけ)
ね!お願いするほどの事ではないでしょ?
でも、お手伝いを好きになってもらうためにお願いしましょう!
2歳以降に出てくる「魔のイヤイヤ」も減らすことができますよ♪
2歳のお手伝い
簡単な家事のお手伝いができるようになってきます。
2歳はめちゃくちゃ大切な時期ですよ!
「お手伝いする子になるかどうかの分岐点」と言ってもいいかもしれません。
◯スプーンや箸をテーブルに並べてもらう
◯割れない食器を運んでもらう
◯洗濯物をクリップから外す(子どもは大好き!)
なかなか、パパ・ママの思った通りにはいかないと思います。
落としたり、綺麗に並べられなかったり・・・
それで良いんです!辛抱強く見守ってあげてください!
決して「違うでしょ!」なんて強い口調で言わないでくださいね。
3歳のお手伝い
2歳までにお手伝いさせていれば、3歳になる頃には
「お手伝いさせて〜♪」と自分からすすんで取り組むようになり、
難しい内容にもチャレンジするようになってきます。
◯洗濯物を畳んでもらう(ハンカチやタオルなどの簡単なもの)
◯食卓を拭いてもらう
◯簡単な料理のお手伝い(混ぜたりこねたり…子どもは大好き♪)
洗濯物はキレイに畳めません!
グシャッとなっても、優しく教えてあげましょう。
料理のお手伝いでも失敗します!
ソースが袖に付いたり、溢してしまったり。
それでも辛抱ですよ、ママさん!
あくまでも子どもたちの心を育てることを優先しましょう♪
4歳のお手伝い
手先が器用になり、力も強くなってくるので、
3歳の頃に比べると、格段にレベルの高いお手伝いができるようになります。
◯保育園のシューズを洗ってもらう
◯食器洗いをしてもらう(割れないものだけを残しておく)
◯料理の手伝い(丸めたり、器に入れたり)
食器洗いも、結局二度手間になってしまうでしょう。
ガチャガチャと大きな音をさせるし、服も濡らします。
そうなることは覚悟の上!
でも、1ヶ月は見守ってあげてください。
必ずそのうち上手に洗えるようになります♫
辛抱、辛抱・・・辛抱ですよ!
5歳のお手伝い
集中力が身につくころ。
時間がかかるもの、集中力が必要になる作業にチャレンジさせて
あげるのが良いでしょう。
子どものレベルに合わせて、少し難しい内容を頼み始めましょう。
◯お風呂の掃除をしてもらう
◯ご飯を茶碗によそってもらう
◯子ども用の包丁にチャレンジ(ママと一緒に)
子ども用の包丁を準備して、使わせてみるのも良いと思います。
「危ないからダメ」って思わず、「ママと一緒の時だけネ!」と
しっかりルールを決めて使わせてみてください。
子どもはすっかり大人気分。
難易度の高いお手伝いは、自立心を養うのにピッタリです♫
6歳のお手伝い
体も大きくなり、ちょっとした力仕事もできるようになります。
また、脳もしっかり発達している時期なので「考えながらやる作業」も大切。
◯庭の草取り
◯掃除機で部屋の掃除をしてもらう
◯買い物した後、袋詰めをしてもらう
6歳と言えば、小学校に入学する時期。
親が思っている以上のお手伝いができるので、
家事のいくつかを完全に任せても良いですね!
「ボクは家族の一員なんだ!」
「ボクは必要とされてるんだ!」
「ボクも家族の役に立ててるんだ!」
お手伝いから自己肯定感も養うことができちゃうんです♫
まとめ
いかがでしたか?
子どもの年齢によってお手伝い内容を考えてあげれば
子どもたちも楽しく取り組むことができます。
大きくなってから、突然「家の手伝いをしなさい!」と言っても
難しいですよね。
子どもの機嫌が悪くなったり、嫌々やったり。
「お手伝いをさせられてる」となってしまいます。
そんなことにならないよう、
1歳〜6歳のあいだで、楽しくお手伝いしてもらいましょうネ!
次回は「お手伝い好きな子に育てる方法」についてお話したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
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