好きこそ物の上手なれ!
こんにちは!オフィスコンパスの天野です。
カミングアウトします!
私は中学生の頃、数学が嫌いでした…(=_=;;
嫌いだった意識に変化が起こる?
中学時代の数学の授業は、苦痛でしたし面白くなかった!逃げ出したかった!
中間テストや期末テストでも、頑張ったとしても、せいぜい平均点くらい(*o*;;
ところが、高校生になって数学が好きな科目になったんです♪
1年前にあれだけ嫌だった数学の授業が楽しく感じるようになり、テストの点もグイグイ上がって、高校2年生になると90点を下回ることがなくなりました。
超・超・超苦手だった数学が、「得意です!」と言えるようになっていました。
どうして、こんなに変わることができたのか?
実は、特に何かの努力をしたわけではありません^^;;;;;;;
先生の存在が私を変えてくれた
なぜ数学が得意科目に変わったのか…
それは、高校1年生で数学を教えてくれたM先生が好きになったからです。
その先生の話にはユーモアがあって、とても面白かった!そして教え方も上手でした!
「数学の何が楽しいのか」「日常で感じる数学」など、教科書に載っていない数学の魅力を熱心に教えてくれました。
また、難しい問題も、とても分かりやすく一つひとつ順を追って解説してくれました。
授業をやっている先生の姿は「単なる授業という作業」ではなく、
「数学って本当に楽しいんだぞ!その楽しさを伝えたい!」というエンターテイメントでした。
おかげで、難しい問題も簡単に感じるようになりス〜ルスル解けました!
だから数学の授業が好きになった!
もし、高校1年生の時、この先生に会っていなかったら…今でも数学に対して拒絶反応が出ていたと思います。
先生の人柄と、教え方に全てがかかっている
そう言っても過言ではないでしょう。
特に、子どもたちが「人生で初めて遭遇する科目」の先生は責任重大です!
好きにさせるのも先生、嫌いにさせてしまうのも先生です。
教員経験を重ねた今になって分かりますが、教育で最も大切なのは「動機付け」です。
まずは好きにさせることに全力投球しなくてはいけません。
いきなり教科書の内容に入るだなんて…ありえません!
好きにさせることが出来れば、子どもたちの「もっと知りたい」という知識欲を促すことができるんですね!
勉強嫌いは先生嫌いから始まる?
私は、専門学校の教員時代、多くの学生たちと出会い、
その子の過去について深く掘り下げて話し合ってきました。
「勉強が嫌い」という学生に「どうして勉強に苦手意識を持つようになったの?」と尋ねてみると、
確実に小・中・高の先生が絡んでいます。
学生たちの言うこと全てを鵜呑みにするわけではありませんが、
残念ながら「勉強が楽しい!と感じさせる技量を持った先生」に出会わなかったようです。
私も中学から高校にかけて、同じ体験をしているので、よーーく分かります。
成績の良し悪しを、すべて先生のせいにするのも良くないことは分かっています。
しかし、授業・勉強が好きになるかどうか重要な鍵を握っているのが先生なのは間違いないと思っています。
世の中の教職に就いていらっしゃる先生方、いかがでしょうか?
今のご自身の授業を客観視してみて…児童・生徒・学生たちは、先生の授業を好きになっていますか?
(裏話)
専門学校の教員になり、多くの高校の先生方と出会いました。
なんと、高校1年生でお世話になった数学のM先生とも20年ぶりに再会したんです!
すでに定年で退職されて、嘱託職員で勤務されていました。
私のこともハッキリ覚えていただいてて、感激しました♪
先生は偉大です♪