パーソナルブランディングと教員育成
こんにちは!オフィスコンパスの天野です。
突然ですが・・・
「パーソナルブランディング」
という言葉を聞いたことはありますか?
ブランディングという言葉自体は、デザイン業界で使われる言葉で、
企業・団体のイメージ統一を果たすためのデザイン戦略のことを言います。(私の専門分野でもあります。)
コーポレートカラー、ロゴマーク、キャッチコピー、得意分野など、
会社の特色を押し出して消費者が持つイメージ統一を図っています。
身近な例では、docomo、softbank、auのTVCMが解りやすいでしょう。
三者(三社?)三様のCMを展開しており、私たちはそのCMを通して各社に対し、
『企業イメージ』を抱いています。
パーソナルブランディングとは?
パーソナルブランディング(以下、PBと言う)は、最近よく使われる言葉です。
ブランディングが企業イメージの統一(企業のブランド化)を戦略的に行うことに対し、
PBは「個人のブランド化を戦略的に行う」ということになります。
政治家が選挙期間中に行っているのが、正にPBです。
「選出された人」は「イメージ戦略に勝った人」なのです。
2016年の東京都知事選挙は、まさにPBの戦いでした。
「◯◯のイメージを都民に与える」ために「色・発言・表情・態度」を決めて実行する、といった具合です。
芸能界もPBの世界。
俳優・女優・タレント、すべての人たちがキャラクターとしてのPBを確立しています。
芸能人は、TVの中のイメージと、プライベートのイメージは全く違うんですよね!
「PBを意識してTV用にキャラクターを作っている」ということです。
「売れるか、売れないか」…PBにかかってますからね!
教員 + パーソナルブランディング = 魅力度アップ!
教員の世界でもPBを意識すれば、今よりもっと魅力的な教員になることができます!
しかし、実際に導入している学校(PBに気付いている学校)は今のところ聞いたことがありません。
★PBによって、教員に何が起こるのか?
・学生たちが持つイメージが統一され、教員に対する感情の温度差がなくなる。
・先生自身の言葉や態度が統一され、ブレがなくなる。
・全ての学生たちに対し平等な態度で接することができる。
(不平等は学生たちからのクレームとして多い項目ですよね。)
・目標のイメージをPB設定することで、教員の振る舞いが変化。
・教員自身が楽になる。
などなど…。
PB導入には、成功するためのノウハウが必要です。
このノウハウは企業ブランディングを実施するときと非常によく似ており、手順が大切。
下手に導入すると「選ばれない教員」になってしまうことも考えられるので要注意!
弊社の教員育成コンサルティングT+は、
パーソナルブランディングを導入し、教員のイメージ戦略を実行!
「選ばれる教員」が一人でも多ければ「選ばれる学校」へと近付きます。
視点を変えて言うならば「選ばれている学校」は「選ばれる教員で構成された学校」だということです。
教員育成は、単に授業テクニックを向上させるだけでは足りません。
「生徒たちから選ばれる教員」としての人格を持つことが必要条件です。
それが「パーソナルブランディング」なのです。