学校の魅力
こんにちは!オフィスコンパスの天野です。
今日は「学校の魅力」について少し考えてみたいと思います。
さて、唐突な質問です。
「学校の魅力」って何ですか?
この質問、今まで色々な方に尋ねてきました。
校長先生、進路指導の先生、就職指導の先生、クラス担任の先生…
学校関係者の方に尋ねてみて、返していただいた内容は
●他ではやっていない特徴ある教育・授業
●研修制度や実習内容
●設備・環境 etc…
こんな感じです。
「教育内容」を押し出してくる方が一番多かったように思います。
魅力=他の学校より優れている部分
魅力=他の学校にはない特徴的な部分
しかし、学校を選ぶ立場である保護者や生徒の意見は少し違います。
「学校選びで何を重視するのか?」というアンケート結果がネット上でも沢山出ています。
「この学校へ進学しようと決意した最終的な判断材料」
私自身、今までの仕事上、この部分は特に気をつけていました。
●通いやすい場所にあるか?
●学費はいくらか?
●教育内容はどうか?
●何が学べるのか?
●設備は整っているか?
これらは、当然、判断材料になります。
しかし、これらすべては「ある条件」をクリアしていなければ意味をなしません。
それが「先生」です。
たとえ通いやすい場所に学校があったとしても、
教えてくれる先生が良くないと選ばれることがないということです。
たとえ最新設備が整っていて学ぶ環境が良くても、
その設備を使って授業を行っている先生が良くないといけません。
保護者同士の会話でも…
「あの学校は設備が良いからオススメよ!」という内容よりも、
「あの学校は先生がとっても良いからオススメよ!」の方が断然多いんです。
子どもが卒業するときは
「家から近かったから、この学校に通わせて良かった!」のではなく、
「先生が良かったから、この学校に通わせて良かった!」と仰います。
子どもたちが、毎日楽しく学校へ通い、活き活きしているのは、
「授業が楽しい=先生の教えかたが上手い」
「クラスが楽しい=担任の先生が良かった」からなのです。
最近は、オープンスクールに参加して学校を選択する人がほとんどですよね。
知名度やパンフレットだけを頼りに願書を出してくる人は稀な存在になっています。
と言うことは?
それだけ「どんな先生たちで構成された学校なのか?」を気にしているということです。
学校を選ぶ基準として、様々なアンケート結果がネット上にあると言いましたが、ダントツ1位になっているのは「校風が自分に合っているか?」です。
校風とは、先生をリーダーとして生徒たちが作り上げているものでしょう。
要するに、校風も「先生次第」ということですね!
「学校の魅力」とは何か?と尋ねられたら…
「うちの学校の魅力は、ズバリ先生たちです!」
と言えるようになれば、学校が良い方向へ向かっていくと思いませんか?
学校の魅力を生み出すのは先生たちなのです。