【就活前の動機付け】まず教えるべきこと
こんにちは!オフィスコンパスの天野です。
桜の花も咲き始めた今日この頃、やっと春到来の陽気な日々になりましたね!
小学校・中学校・高等学校…どこも卒業式シーズン真っ只中ですネ!
卒業生たちはどのような気持ちで、学び舎を後にするのでしょうか…。
さて、わたくし天野は19年間専門学校で教員をしてきました。
専門学校に来る学生たちは、卒業後はどうするかと言うと、ほぼ100%就職です。
先生の立場として、学生たちに「良い就職」をしてもらえるよう指導に力を入れなくてはいけません。
これが大変なんですよね。
就活指導が大変になる原因
何が原因で大変になるかと言うと…
就職活動をする学生たちの心が「就職したい!」という気持ちではないことです。
学生たちの本音を引き出すと…
「会社って怖そう」
「働きたくない」
「何がしたいかわからない」
「面接が怖い」
「企業訪問する勇気がない」 etc…
ザ・ネガティブワールドです(*_*;;;
しかし、就職活動の時期が近くなって「仕方なく動く」という学生がほとんど。
こんな心理状態では、履歴書を書く手の動きも鈍くなるのは当然です。
企業訪問の電話さえ、「明日やろう明日やろう」になってしまい、
側で見ている先生は、イライラ…イライラ…でしょう。
いきなり就職の希望を聞く?
働くことに対してネガティブな心の状態では、良い結果は出ませんよね。
「私は、何が何でも◯◯の仕事に就きたい!」という気持ちにならないといけません。
適当な就職をしても早期離職となってしまうだけです。
それに、大勢の面接を実施してきた人事の人にはバレバレです。
就職活動が始まる前に、先生は何をしなくてはいけないでしょうか?
- 学生たちの就職希望をヒアリング?
- 就職活動の流れを説明?
- 履歴書を書かせる?
- 自己紹介を考えさせる?
- 面接の練習を始める?
- 身だしなみを整えさせる?
これら、すべてNGです。
「◯◯の仕事に就きたい!」の気持ちにさせてあげる
まずは、就職すること・働くことの「良さ」に気付かせる必要があります。
学生たちの気持ちや発言をポジティブの方向へ導き、
「よし!やってやるぞ!」という気持ちにさせることさえできれば、
その後の就活で壁にぶつかっても乗り越えるエネルギーとなります。
その気持ちにさせるまでは、就活指導は先に進めません!
ポジティブ思考にさせることができれば、
自己PRを考える、履歴書を書く、企業訪問をする、採用試験、面接…
すべての行程が、スムーズに流れていくことでしょう。
働くことに熱意を持ち、自分のやりたい仕事を発見し、自分と仕事のマッチングが上手くいき、キャリアを積むことができる就職
このように、将来を見越した就職指導をするのが先生だと思うんです。
悲しいかな「就職さえしてくれれば、それで良い」という声を何度も聞いたことがあります。
先生からも、保護者からも…。
しかし、その子の将来のことを考えると「なるほど」とは言えません。
学生たちのためにも、
指導をする先生のためにも、
就職活動前の動機付けはとても大切なんですネ!
就活前の動機付けの詳しい内容については、また改めてブログで紹介していこうと思います。