あれでもない、これでもない…
こっちも気になる、あっちも気になる…
嗚呼どれにすれば良いのか分からない〜っ!って服を買いに行ったらなりません?

ども!決断が早いHIROです。

服を買いにいっても、直感勝負ですぐに決めるので一切迷うことがありません^^

 

デザインも、迷いますよね〜?

あーでもない、こーでもない………と迷いに迷いまくり、
最初に作り始めたものとは、全く別物のデザインになっていく……
といった感じではないでしょうか??

こんな感じで作ろう!と、Aの方向へ向かう。
でも、気に入らなくて

やっぱりこんな感じで作ろう!と、Bの方向へ向かう。
でも、やっぱり気に入らなくて

よし、こんな感じで作ろう!と、Cの方向へ向かう。
それでも、やっぱり気に入らなくて

こんなことを繰り返し、気がつくと
ぐるっと一周してAに戻ってたり。

まさに地獄。どうしたら良いのか分からないデザイン地獄ぢゃーっ!
こうなると、何をやってもダメって感じ。
辛いんです…泣きたくなるんです。

ボクも昔は何度もこんな経験をしました。
「ウガーーーーーーッ!」となって、マウスを放り投げたくなったことも。
実際に投げたこともあったかも!?

 

どうして、こんな状況になってしまうんでしょう?

 

理由は単純です。

 

「完成形が分からないまま作り始めているから」なんです。

え?そんなに単純なこと?
と言われそうですが、本当にそうなんです。

作り急ぐばかりに、いきなりPCに向かって文字を入力し始めて、
レイアウトしようとするからそうなるんです。

ボクはよくマラソンに例えるんですが、
ゴールの場所も知らないのに、スタートしている状態。
どこがゴールかも分からないので、どの道を走れば近いのかも分からない。
右へ曲がったり、左へ曲がったり、えらい遠回りをしてゴールに着く前にバテてしまう。

そのような状態でデザインを始めるからグルグル地獄へ陥るんですね。

ゴールを決めてから取り掛かると、最短距離で一直線に走ることができます。

 

例えば、チラシを作るとしましょう。

 

ウサギくんは、PCに向かって、いきなり作り始めました!
早い!なんという早さ!!

カメくんは、雑誌を見たり、集めておいた新聞のチラシを見たりして、
大きなタイトルは、どこへ置こう?
沢山ある文字情報は、どの辺へ置こう?
ビジュアルには、どんな写真を使おう?
何やらブツブツ言いながら、ただひたすら「眺めて」います。

 

ウサギくんは、既に文字を入力し終わったようです!

カメくんは、鉛筆握って、何やら紙に書き出しました。
まだPCの電源すら入れていません。

 

ウサギくんは、上から順番に作っていくようです。
どうやらタイトルを上の部分に配置するようで、こまかく位置調整を始めています。

カメくんは、まだ紙の上でレイアウトを考えています。
おや?先ほど眺めていた雑誌の一部分を参考にしているみたいですね。

 

ウサギくんは…あれ?まだタイトル部分をイジっています。
おやおや、先ほど上の部分に配置するかと思っていたタイトルを、
今度は下の方へ移動させているようです。
下の方へ入力していた文字情報はどうするつもりだ!?
ピンと立っていた耳が、今では垂れ下がっております!

カメくん、やっとPCに電源入れました。
あ、文字を入力し始めました。
おっと!バシバシと文字のレイアウトが決まっていきます!
わぉ!ビジュアルも入りました!
凄い凄い!あっという間に完成です!!

ここで登場してきたウサギくんは、私たちの知っている物語のウサギとは違っていて、
途中で休むことなく、ただひたすら走り続けています。
頑張って、頑張って走り続けているんですが、ゴールを知らないからたどり着けない。

 

デザイン上手な人は、PCに向かった段階で、完成形がしっかりと描けています。
紙の上で既に完成していたんですね!
だから、PCでのデザイン作業は、単なる「組み立て作業」になります。

 

デザイン上手になるために必要なこと

ボクは、デザインマスター講座や個別レッスンで、デザインの知識を提供しています。
でも、それだけではデザイン上手になることができません。

受講生の皆さんにもお願いしていることですが…

とにかく「観察すること」が必要なんです。
身の回りにあるデザインされたものを「観察」すること。
それが「記憶」となって蓄積されていき、自分が作るときに助けになってくれる。

自分の頭の中にある引き出しに、
どれだけ多くのデザインパターンが保存されているか?

全てがここにかかっています。

記憶しているデザインパターンが豊富になればなるほど、素人脱出につながります。
逆の視点で言うと
デザインが上手な人は、記憶しているデザインパターンが豊富だと言えます。

最初は、様々な資料を見ながら作れば良いんです。
そこは誰でも同じです。
現在バリバリのデザイナーとして活躍している人も、最初はそこからスタートしています。

最悪なのは、デザインパターンの蓄積も乏しいのに、
手元に何も参考資料を置かず、その場で思いついたことだけに頼って作る人。
悩みに悩んで良いものが出来たとしても、それは単なる偶然の産物。
次も上手くいく保証は全くありません。

 

ボクは、よほどの事がない限り、デザインの完成イメージ作りは3分以内で終わります。
原稿を見た瞬間から、イメージ構築が頭の中で始まり、ざっくりとレイアウトが決まります。
あとは、ビジュアルの工夫や「意図的な仕掛け」をじっくりと考えます。
「慣れ」なのかも知れませんね!

一つ言えることは、ボクが特別にデザインの能力が高いわけではないと言うことです。
今まで意識的に様々なデザインやレイアウトパターンを記憶してきただけです。
原稿を見た瞬間に、記憶しているパターンの中から最適なものを検索しているだけなんです。

 

是非とも知っておきたい広告表現のパターン

チラシや広告、ポスターを作るなら是非知っておきたい「広告表現のパターン」があります。
長くなってしまうので、この話はまた次回!ということで^^;;;